事前旅客情報システム(APIS)の規制に従い、エア・カナダをはじめとする各航空会社では、カナダに入国する全搭乗者(米国や日本を含む諸外国発着のフライトを含む)に関する情報を事前に収集しています。これらの情報はテロを未然に防止し、航行の安全を確保する目的で使用されます。
よくある質問
事前旅客情報(API)の提出が必要な国/地域はどこですか。
現在多くの政府が、自国に入国する全搭乗者に関する情報(事前旅客情報)の提出を航空会社に義務付けています。
現在これらの国/地域で提出が必要となりますが、予告なく変更される場合がありますのでご注意ください。
事前旅客情報システム(APIS)に関する詳細は、カナダ国境サービス庁(Canada Border Services Agency)新しいウィンドウで開くのウェブサイトをご覧ください。
事前旅客情報はどのようにして提出するのですか。
チェックイン時に事前旅客情報を入力できます。
- オンラインチェックイン
- モバイルチェックイン
- 空港キオスクチェックイン
どのような情報を提出しなければならないのですか。
APIの提出が義務付けられている国/地域への出入国には、次の情報が必要となります。
- フルネーム*(姓、名、該当する場合はミドルネームを含む)
- 性別*
- 生年月日*
- 国籍
- 居住国
- 渡航書類の種類(通常はパスポート)
- 渡航書類番号(パスポートの場合は有効期限と発行国を含む)
- 米国の滞在先住所(米国市民、永住権保持者、外国人居住者は不要)
* 米国セキュア フライト プログラム
米国運輸保安局(TSA)のセキュア フライト プログラムの規定により、以下の路線をご利用されるお客様は、出発72時間前まで(72時間以内のご予約についてはご予約時)に、パスポートに記載の氏名(フルネーム)および生年月日、性別を提出していただく必要があります。
- 米国発着または経由便
- 米国本土を横断するオーバーフライト(カナダ国内の2都市間を結ぶフライトを除く)
- エア・カナダでは、現在オンラインおよびエア・カナダ予約センターからのご予約に関して、セキュア フライト オーバーフライト情報を収集しています。
レッドレス番号をお持ちの方は、併せてご提示ください。
米国およびカナダ当局はこれらの情報を何に利用するのですか。
カナダ:
カナダ国境サービス庁(CBSA)は、旅行者の事前到着・出発情報、ならびに出国記録を収集する権限を有しています。詳細は、CBSAが収集した情報の処理に関するガイドラインをご覧ください。
アメリカ:
事前旅客情報(API)は、連邦法執行データベースを統合した米国政府の「Interagency Border Inspection System(IBIS)」と照合されます。お名前はFBIが管理する全米犯罪情報センターの指名手配犯データベースとも照合されます。
事前旅客情報を提出しないとどうなりますか。
エア・カナダをはじめとするすべての航空各社は、各政府当局より搭乗者全員のAPIを提出するよう義務付けられています。このため搭乗者がAPIの提出を拒否する場合は、これらの国/地域から入国を拒否されることになるため、ご予約のフライトにご搭乗いただくこともできません。